詳しく解説!赤ら顔の主な原因とは?
赤ら顔の改善は化粧水選びで決まる!しっかり治したい方必見!
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  1. 赤ら顔の主な原因を知る

赤ら顔ってどういう症状なの?

赤ら顔ってどういう症状なの?

赤ら顔とは、慢性的にほてりや炎症を起こしている状態をいいます。

毛細血管のひろがりが赤みの原因なのですが、皮膚の状態によるものと、精神的な緊張から起こるものとがあります。

お酒を飲んだときに人一倍顔が赤くなる、また寒い日の寒暖差で顔が赤くなる症状。これらは一時的なもので赤ら顔ではなく、単なるほてりです。このような一時的な症状とは違い、そのときの状況に関わらず慢性的に顔が赤みを帯びてしまうのが、皮膚状態が原因の赤ら顔です。

例えばもともと皮膚が薄い人や、敏感肌などのトラブルで肌が薄くなった人の場合、血管が透けやすく赤ら顔になることがあります。またニキビや過剰な皮脂などで肌が荒れ炎症が起きて顔が赤くなる場合もあります。さらに「酒さ(しゅさ)」とよばれる、中年期以降によく見られる症状もあります。これは鼻や頬、あご、眉間などが赤くなり、ほてりやヒリヒリした痛みがでるのが特徴です。

赤ら顔の代表的な2つのケース

1、血管の影響で肌が赤く見えるケース

通常肌の下に隠れて肌の上からは見えないはずの血管が、膨張して血流量が増えることで透けて見えるタイプと、皮膚そのものが薄くなって血液が透けて見えるタイプに分けられます。

・「赤面症」によるタイプ

緊張やストレスで顔がカッと赤くなる、いわゆる「赤面症」と呼ばれるもので血管の膨張が赤く見える原因となるタイプです。強いストレスや緊張が引き金となり交感神経を高め、毛細血管の血流が多くなり急激に増えることで顔まわりの血管が膨張し顔が赤くなるのが原因です。心理的に重い負荷などを感じたときに自律神経の働きが影響して赤ら顔が発症してしまいます。

・皮膚が薄くなっているタイプ

同じく血管が原因による赤ら顔でも、皮膚そのものが薄くなっているタイプです。このタイプの人は、急激な温度差によって血流が正常に行われなくなり、少し血管がひろがっただけでもすぐに血管が透けやすくなり赤ら顔になってしまいます。もともと皮膚が薄い体質の人に多く、日頃から血管が浮き出て見えがちなのも特徴です。とくに鼻まわりや頬のあたりは毛細血管が密集しているので、皮膚が薄い人には赤くなりやすい部分です。

2、皮膚自体が赤くなるケース

血管が透ける赤ら顔とは違い、皮膚そのものが炎症を起こして赤くなってしまっているケースです。このケースの場合、原因ごとに種類を分けて紹介します。

・肌あれタイプ

肌のつっぱり、かぶれや皮剥けなどの肌トラブルが原因で肌が炎症を起こしてしまうタイプです。洗顔のしすぎやかゆみでよく顔をこすることでも皮膚が薄くなって炎症につながることがあります。このような炎症が軽度の赤ら顔につながることもあります。さらに粉をふくなど悪化してしまう場合もあります。

・ニキビタイプ

肌トラブルで代表的なのが赤ニキビですが、この赤ニキビの発生でアクネ菌という雑菌により皮膚に炎症が起きます。赤ニキビが短期間で治らなかったり繰り返しできたりすることで皮膚の炎症が治らない状態がつづき、そのまま炎症の赤色が色素沈着して赤ら顔になるタイプです。

・脂漏性皮膚炎タイプ

皮脂が過剰に分泌されてしまい肌の上で酸化、炎症を起こして赤くなってしまうタイプです。パッと見てわかるくらい肌がべたついていて、肌ざわりもザラザラしているのが特徴です。また毛穴が開きやすいのでニキビを併発する場合もあり赤ら顔の悪化につながる可能性があります。

赤ら顔は拡がった毛細血管をしっかり治療(毛細血管拡張症)

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肌は2層に分かれて出来ています。2層目の層には、無数の毛細血管が密集し、皮膚の表面からは見えないと言われています。通常であれば血管は、自律神経の働きで拡張・収縮を繰り返し、それによって血液量や血流速度が調整されています。しかし、何らかの原因で毛細血管が拡張することで、血液量が増加して血流が滞ってしまい、それが透けて肌が赤く見えることがあります。これを「毛細血管拡張症」と言います。

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酒さ(しゅさ)とは?どういう症状?どういう原因?

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酒さとは、鼻を中心に眉間や頬の血管が拡張して赤みが見られる症状のことです。30代から60代の中高年以降の方の発症が多く、日本人に発症することもありますが、肌の白い人や欧米人に多く見られる症状です。更年期の女性に多く見られる症状でもあります。「酒」という文字が含まれお酒を飲んでいるかのように見えるのが特徴ですが、アルコールが原因でかかる病気ではありません。

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肌は水と油のバランスが重要!ラメラ構造を知る

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みなさん「ラメラ構造」って知ってますか。

ラメラ構造とは一言で言うと、肌表面の角質細胞の間で水分層と脂質層が交互に配列された、いわゆるミルフィーユ状になった構造を言います。

水分層と脂質層が交互にあることで柔らかいのに何者をも通さない鉄壁のバリアとなっているのです。そして水分層脂質層それぞれの膜で、皮膚の表面だけでなく体内からの水分の蒸発も防ぎ、皮脂や汗などの脂分水分が安定する仕組みになっています。

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朝は白いけど夜になるに連れて赤くなる「色白」と赤ら顔の関係

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色白のお肌ってとても憧れますよね。ただし色白の人は赤ら顔になりやすいのも事実です。その原因の1つは、色白の人はもともとあまり肌が強くない傾向にある、ということです。

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もしかして肝臓が悪い?赤ら顔と肝臓の関係

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スキンケアに気をつけていても、赤ら顔が治らない…。もしかすると、その赤みは肝臓からきているかもしれません。肝臓が悪くて赤ら顔になっている場合、その程度によっては 深刻な病気が隠れているケースもあるので注意が必要です。

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