赤ら顔になりやすい方の特徴

顔が赤くなる人には、赤面症やお酒を飲んで顔が赤くなるといった体質に由来するタイプと、「肌の薄さ」が原因である、いわゆる赤ら顔と呼ばれるタイプの人がいます。

赤面症は、心理的要因からくるあがり症の一種で、治すにはメンタルなアプローチと治療が必要です。心理的要因と皮膚の薄さや色の白さが重なって起こるとされています。今まで、緊張やストレスで顔が赤くなったことがない人は、急に赤面症になることはありません。

また、お酒を飲んで顔が赤くなるという現象は、アルコールに対しての免疫力の低さや、アルコールの消化不良が原因です。生まれつきの体質によるもので、赤面症と同じく、今まで症状がなかったのに急に発症してしまうといったこともほとんどありません。

そして赤ら顔は、皮膚が薄いために本来は皮膚の表面からは見えない毛細血管が透けて顔が赤く見えてしまうタイプです。中には生まれつき皮膚が薄い人もいますが、自分で皮膚を削りとって薄くしてしまっている人が大半です。気温の変化で鼻まわりや頬のあたりが赤くなるような人、ニキビや乾燥などの肌トラブルを抱えている人は赤ら顔になりやすいタイプと言えます。

肌が薄いと赤ら顔が悪化するって本当？

洗顔をする際、泡ではなく手で肌をこすって洗っていませんか。この何気ない行為が肌に大きなダメージを与えて肌そのものを薄くしてしまうのです。肌が薄い状態が続くと血液が浮き出てしまいます。そうなるとさらに免疫がおちて、刺激を受けやすくなり、ニキビや肌あれなどの炎症を起こします。炎症が起こることで皮膚そのものが赤くなり赤ら顔を悪化させる原因となってしまうのです。

また、ピーリングを取り入れたりピーリング剤の配合されているスキンケアを使ったり、頻繁にマッサージに行っている人も注意が必要です。人間の皮膚の角質層というのはわずか0.02ミリほどしかありません。一見肌に良さそうなケアが実は肌の角質層を削って薄くしてしまっているのです。皮膚の角質層が削られると、角質層に保持されていた水分が失われ、乾燥肌になってしまいます。そして水分を失った肌は、外部の刺激から体を守るバリア機能が低下するために、肌が薄くなった場合と同様に炎症を引き起こして赤ら顔の原因にもなってしまいます。知らず知らずのうちにくり返している間違ったスキンケアが、角質層を削り取って肌を薄くしています。こうやって赤ら顔の要因を作ってしまわないように、日々のスキンケアを見直してみましょう。

ニキビ跡から来る赤ら顔の原因と対処

ニキビ跡から赤ら顔になるって知っていましたか。

ニキビによる赤ら顔の特徴は、顔の中でも皮脂腺の発達した部分でのみ起こるところです。皮脂腺の少ない目のまわりなどは他の部分と比べて赤くなりません。そのため、目のまわりは普通の肌色でそれを囲むようにおでこや頬などが赤くなり余計に目立ってしまいます。

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乾燥肌が原因の赤ら顔にはしっかり保湿

赤ら顔の人には、乾燥肌だという人が結構いらっしゃいます。

乾燥しやすい人や敏感肌など肌の弱い人は皮膚に炎症が起こりやすくなります。この炎症が赤ら顔を引き起こす原因となっているのです。肌の乾燥した状態が続くとバリア機能をはたす角質層がはがれやすくなり、はがれた角質層のすき間からさらに乾燥が進んで、薄い皮むけを起こすことがあります。

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暑いとなりやすい脂漏性皮膚炎から来る赤ら顔の治療方法

赤ら顔の原因の一つに脂漏性皮膚炎があります。

脂漏性皮膚炎とは皮脂の分泌で皮膚の表面に赤みやかゆみを伴う炎症です。皮脂の出やすい頭皮や頬、額、眉毛、鼻、耳の後ろ、襟足などに多く見られます。症状としては、肌表面がざらつき、毛穴が開いて発疹などがあらわれます。

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皮膚が薄い方やビニール肌が原因の赤ら顔！原因を知ってしっかり対処

ビニール肌って聞いたことありますか。

透き通るようなツヤのある肌に見えても、不自然なツヤやテカリがある人はビニール肌になっているかもしれません。角質層が削り取られて肌が薄くなり、キメがなくなってビニールのようにツルツルになってしまった状態を「ビニール肌」と言います。

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